この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

すっかり読書の秋ですね。
今回は、でざいんぶの課題(アイキャッチ画像作成)も兼ねて、
今年読んで面白かった本を3冊ご紹介します。


・川上和人『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』
→読書自体を楽しみたい人にオススメ
・森博嗣『集中力はいらない』
→仕事を効率良く進める方法を模索してる方にオススメ
・岡田武史,羽生善治『勝負哲学』
→勝ち負けの世界での考え方に興味ある方にオススメ

「異性を研究しすぎた者は、ストーカーの汚名の下に逮捕されるが、鳥への興味は学問に至った」
「公園入口のチェーンに足をすくわれ、地母神ガイアにこの身を献げた」

などなど、表現が面白すぎて笑ってしまうため、喫茶店で読めず、全文自宅で読んだ本。
鳥類学者の川上氏による研究エッセイです。
鳥に関する知識が日常とともに羅列されるのではなく、
悟空だって!
ジュディマリだって!
ジェームズ・ボンドだって出てくる!!!
ちなみに、後半に出てくる小見出しの一つは
「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!」。

・調査地(断崖絶壁)に行くために、1年前からクライミングジムに通い始める
・蛾が耳に入って三半規管がおかしくなる
・調査地にて、「研究頑張るぞ!」的なことを言おうとしてハエを何匹も飲み込む

など、研究者には体力が必要なんだなと痛感させられました…。

工学・生物学の研究者のエッセィは面白い本が多い気がします。
森博嗣先生は元某大学工学部教員で、ミステリィ作家。
「1時間に6000字書く速筆作家」としても知られていて、
どんな書き方をしているのか気になって購入。
この本も1日1時間でを使い、2週間で書き上げたそうです。
森先生のエッセィは論理の組み立てが魅力的で何冊か読んでいて、
今回特に興味深かったのは、

ミスをすると「集中力がなかった」と言われる
ということは集中力とはミスをしない力だ
それなら「機械力」と言い換えられるだろう
ただ、その能力が機械に勝ることはない
だから、これから必要なのは集中力ではなく「分散力」ではないか

という展開。
で、その分散力を磨くための方法が書かれています。
リラックス状態で臨む、や10分単位で仕事するなど。
私は集中が続かない性格なので、元々ToDoリストは20分くらいでできるよう分割しているのですが、試してみたところ、作業効率が良くなった気がします。

2018年のW杯を観ていて、
「あー。やっぱ岡ちゃんの解説ってわかりやすいなー。本出してないかなー」
と、どういう考えで物事を見ているのか気になり購入。
羽生善治竜王との共著です。
対談形式なので、読みやすい…のに!
幾何級数的、後の先、蒙を啓かれたetc…
初めて聞く言葉がいくつも…!
お二方の語彙力を見習わねば、と反省した次第です…。
2人の勝負に対する考え方は対照的で、

・羽生竜王:相手を負かしてやろうと思ったことはない。目標は作らない。
・岡田氏:絶対に勝ちたい。選択は美しいかどうかで決める。

といった感じ。
岡田さんのエピソードで、
友人宅に卓球台があったので、友人と勝負したところ負け、
その後、友人の娘にも負け、イライラしてラケットを壁に投げつけ穴を開けた
といのがあり、スポーツ選手の負けず嫌い加減がうかがえました…(_ _).。o○

おわりに

3冊紹介おわり。
仕事とは別に読む本は特に面白いですね。
ぜひ、皆さんのオススメの本も知りたいですー_φ( ̄ー ̄ )

The following two tabs change content below.
山ちゃん

山ちゃん

スピーチライター兼デザイナー(プレゼンスライド、図解、ポスターなどなど)。 趣味は、ライブに行くことと絵を描くことですー。