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速筆と言われている作家の森博嗣(もりひろし)さん。
1時間に6000字書き、小説はだいたい2-3週間で書き上がるそう。
森先生の書き方の特徴としては、
- 10分単位で書く
- 調べながら書かない
- 人の文章を添削する
- 映像で考える
が挙げられます。
私自身、森先生の書き方を参考にしてから、書くスピードが1時間あたり1000字は上がったので、ぜひぜひ見てみてください〜。
10分単位で書く

森博嗣さんは、10分ごとに文章を書くそうです。
その後休憩を挟んで1時間分(6000字)執筆するそう。
これを森さんは「集中しない力(分散力)」と語っています。
仕事効率化のトピックでも「ポモドーロテクニック」という名前で知られています。
25分作業をして、5分休む。
このサイクルを繰り返すことによって、
- 集中力が途切れにくい
- 疲れにくい
というメリットがあるのだとか。
私の中では、このやり方が1番合っていました。
仕事をするときは、タイマーをかけて、10-20分ごとに休憩しています。
ツールは、「タイマーWEBアプリ」を使っています。
調べながら書くのを止める

森さんいはく、「調べずに、頭の中にある知識だけで書いているから速い」とのこと。
私はそういう風にはできなかったので、書き始めてわからないところは
- ???
- ******
といった印をつけておいて、後で調べるようにしています。
たとえば、
ビジネスマンの仕事での悩みは、人間関係が***%を占め、増加傾向(???)にあるようです
と一旦書いておき、最後にそれぞれの項目を調べると、効率的です。
あと、森博嗣さんの小説の書き方として特徴的なのが「最初に犯人を決めない」こと。
半分くらいまで書いて、「こうしよう」と構成を練るそうで・・・。
同じく速筆と言われる西尾維新さん(1日2万字以上)も、ラストを決めないとインタビューで話しています。
「小説を書くときは、「どんな終わりになるだろう?」と、僕自身結末が読みたくて書いている」
とのことなので、凡人と天才の差を痛感するエピソードでした・・・。
ちなみに、西尾維新さんは、尊敬している作家として森先生を挙げているので、そういう関係も見えて面白かったです。
他の人が書いた文章を添削する

森先生が小説を書くのに役立ったこととして挙げているのが「他人の文章を添削していたこと」です。
元大学教員なので、学生の論文をよく添削していたそう。
私も大学で文章添削のバイトをしていたので、そのときに
- ここは、こういう言い回しの方がわかりやすそうだな
- 文章の構成はこっちの方が読みやすいだろうな
と、色々学べた気がします。
映像をイメージして書く

ここまでの3項目は、なんとか実践できるものでしたが、私がまだ出来ていないのが「映像をイメージして書く」という方法。
森博嗣さんは、「小説を書くときに頭の中に映像が流れていて、それを見えたまま文章にすればいいので、迷わず書ける」みたいなことを書いていました。(出典忘れ・・・)
で、物理的に1時間6000字なだけであって、もっと速く指が動くのであれば、より多く書けるとのこと。
また、「BLEACH」の作者・久保帯人先生も速筆で、「頭の中で映像になっているのを、漫画にするだけ」とインタビューで言っていたような・・・。
このように、映像思考が文章や漫画を速く書くコツなのかなと思いましたー。
おわりに
今回は、森博嗣先生を参考に速く書くコツをご紹介しました。
コツは、
- 10分単位で書く
- 調べながら書かない
- 人の文章を添削する
- 映像で考える
の4つ。
どれか1つ試してみるだけでも効果あると思うので、ぜひ!

山ちゃん

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